蝶龍
ヤン「雷龍、お前らは今日で終わりだ!!」
総長「俺ら鬼神が雷龍を潰して全国№1になる。たった十数人でこの大人数…相手に出来ねぇだろうな!!」
光樹「喧嘩は数で決まるもんじゃねぇよ」
総長「お前ら…ヤレーッ!!」
総長の声を合図に
下っ端が光樹たちが
一斉に動き出した
ドガッ!!
バギッ!!
ゴズッ!!
グラウンドで
砂埃がたち、躰を殴る音
骨にあたる音、人のうめき声
1人1人を観察する。
裕斗は小柄な体格を生かした
スピード重視の戦い
さすが幹部。
だけどまだ、遅いし背中が隙だらけ
拓哉は無鉄砲に見えるが
相手の隙を見逃さない
体格が良い割に小回りが利く
だけど裕斗、以上に注意力散漫で
怪我し過ぎ…。
和慎は見た目通り
あまり喧嘩は得意でなさそう。
だけど、裕斗や拓哉、味方のフォローは完璧
と、言っても過言じゃない。
ただ、もう少し早さが必要ね。
次は…春真
冷静でよく周りを見てる
観察眼もあなどれない
だけどもう少し相手の弱点を
攻めるべきだね
最後は…光樹。
総長なだけあって
他の4人に比べると隙もなく
速さもある。
だけど、相手を見極める
観察眼をもっと養わなきゃ。