蝶龍
そうこう観察してるうちに
鬼神は残り
幹部以上の人と三分の一程の
下っ端しか
立っていなかった。
雷龍は幹部以上と
下っ端全員。
多少、怪我がひどい奴も
いるが立っている。
琉伊『だてに全国№1やってる訳じゃないのね』
冬馬「無事、決着つきそうか…」
ううん。
嫌な予感がする。
胸が…ざわつく。
総長「まさかココまでとは。おい…。」
声をかけると
一斉に周りが武器を出し始めた。
光樹「んだよ…」
裕斗「気をつけなよ拓哉♪」
和慎「あなたもですよ裕斗」
そんな会話の後
あたしには確かに見えた。
鬼神総長が持つ
鋭く光る…ナイフが。
琉伊『ごめん…俺行くわ。』
冬馬「気をつけろ」
あたしは屋上から飛び降りた。