蝶龍
〜雷龍Side〜
琉伊が蝶龍。
予想はしてたが
本当だと思わなかった。
でも不思議と全員
アッサリ受け入れられてるんだ。
腕を掴んで倉庫に
行こうと言ったのはいいが
琉伊は何も言わず
動かない。
冬馬「おい琉伊!!怪我人どこだ??」
廉斗「お〜ぉ〜派手にやったなぁ」
えっ…冬馬さんに
廉斗さん。
琉伊とはどーゆー関係なんだ??
冬馬さんは
かつて、嵐蝶という
暴走族の副総長をしていた。
廉斗さんは嵐蝶の幹部の一人だ。
嵐蝶は設立数週間で世界No.1になり
半年も経たないうちに解散した。
解散した理由は
よく知らない。
嵐蝶の総長も正体不明だ
そんなすごい人達と
琉伊の関係って…。
琉伊『悪ぃ…下っ端たちの手当て頼む。俺達は今から雷龍の倉庫に行って話して来る』
冬馬「そうか…。」
琉伊『行ってくる。行くぞ』
冬馬さんと琉伊の間に
周りには入り込めない
何かがある気がする。
取り敢えず話を聞かねぇと
何も始まらねぇ
雷龍の倉庫に行くか。
〜雷龍サイドEND〜