蝶龍


ガラッ!!!



裕斗「おっかえりぃ〜♪」



琉伊『………。』



光樹「何か…あったのか??」



光樹の一言で
皆の空気が一瞬で
変わった。



琉伊『…………。』



光樹「あったんだな。」



ソレを合図に
それぞれが族の顔付きになる。



馬鹿な拓哉や可愛い裕斗に春真までもが…。



光樹「何があった。」



何も言わない
あたしを心配してくれんだね




そんな優しい皆が
大好き。


ずっと…ずっと。



ガラッ!!



圭「るーいー♪遊びに来たぞ☆」



ちょうど良いや。


今日で皆とは
お別れです



たった数日だけで
あたしを変えてくれて


本当にありがとう。



だから…。



あたしの事を嫌いになって。




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