蝶龍



1分1秒が惜しいのに
スッとその場に背を向けて

夜なのに
昼のように明るい

繁華街へと足を向けた。



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琉伊『つ…疲れたぁ…。』




あれからどうだったかというと
族同士の喧嘩を止めたり

女を襲う
糞野郎を半殺しにして
警察に届けたり

変な不良連中に
絡まれたり


当初の目的だった
石動隼人に関する情報は

何一つ出てこなかった。




琉伊『少しサボりすぎたな』




ベットへダイブしながら
ため息をこぼした




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