蝶龍


琉伊『ん?…ま…眩しい。あ…さ…⁇』



時計を見ると
10時を指していた。


あのまま寝ちゃったんだ。


フとつけっぱなしの
パソコンへと視線を向けた。





画面に映る文字





【新着メール 1件 有り】





琉伊『誰だ??冬馬か』






………ッ!?




このメールが
絶望という名の道へ導く

始まりの音だった。










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