合コンスイッチ
もうやだ‥‥‥。
折角気合い入れて
可愛い服着て
メイクもして
ヒールもはいて‥‥‥
なのに、いい男いないし
変な男にキスされるし。
本当ありえない‥‥‥。
無意識に涙が出てきた。
「‥‥‥ッグスッ」
「え?ちょっと?
泣いてんの?」
近付いてきて涙を拭おうとする祐也。
「‥‥ごめんな」
「なんで謝るの?」
「俺のせいなんだろ?」
「うん‥‥、まあ」
「今日人数合せのために
無理矢理連れてこられたから
俺、イライラしてて
つい冷たくなっちゃったな」
そっか、、、
あたし考えてなかった。
相手の事情。