IMITATION
「俺の葬式でも笑えよ(笑)」
「やだ、そういうこと言わないで」
「だって未来絶対大泣きするだろ」
「…うん…」
「…いつかその時が来たら悲しくても笑って欲しいんだ。俺は未来の笑った顔が一番好きだから。」
「うん…」
高い確率で秀也は私より先に死ぬ。
秀也は元々免疫力も少し弱いから。
「ほら、また泣きそうだろ?笑え、笑え」
ほっぺたを引っ張られる。
「ふへ、いはい、いはい」
「分かったら返事」
「ひゃい」
「じゃ、行こう」
やっとほっぺたが解放された。
ちょっとほっぺたが痛い
「どこに?」
「ホテル」
「えっ////さっき冗だっ////」
「冗談だよ。ゲーセンでも行こうか?」
びっくりした…
「////うんっ」
「久々にプリクラ撮ろっか?」
「うんっ」