なぁ、泣けよ。
『あぁ!そうだったな!わりぃわりぃ』
『奏汰さん。ここには同じ女子の店員さんはいないんですか?』
結羽が少し不安そうな顔をして言う。
『ん?そうだな。結羽ひとりだ。このチャラい男が峰拓斗でこっちが名倉櫂斗。櫂斗に基本を教えてもらえな♪』
『ハイ‥』
『ちょっと店長、チャラくはないっすよ!結羽ちゃん♪好きに名前呼んでね。よろしく!』
焦ったように店長に言うと結羽にとびっきりの笑顔で話しかける。
『拓にぃ、……私、拓にぃって呼びますね?よろしくお願いします♪』
と、拓に笑いかける。
すると、ほんのり顔が赤くなる拓。分かりやすっ!笑
『あ、あぁ!もちろんいいよ!ありがとう//』
『でも、女子ひとりなのは不安だな…』
と言って落ちこむ結羽。
『大丈夫だ結羽♪こいつら2人とも俺が信頼できる奴らだから。特に櫂斗はオススメだそ?』
ニヤッと笑ってこっちを見る店長。おいおい勘弁してくれよ。そう思いながらも結羽を見ると、結羽もこっちを見た