未完成なパズル




「あっ!それと、」


彼は何か机の横を指差した。



「そこ、俺の席。」



見ると、
そこには彼のものと思われる
鞄が掛けてあった。



「………。」



「愛莉はこっち。」



そう言って
自分が座っているほうの机を叩く。


…何かムカつく。




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