Lie to me


扉の前で叫んでいた千駿は
幅が広く三人で座ても余る位のソファーき掛け


葉月とハジが戻り、二人は千駿の向かいにあるソファーに座った。



『千駿が来たってことは、急ぎでしょ。今度はなに?』


「さっすがマリアちゃん。
良く分かってる!」


「勿体つけないで早く話して下さい」


マリアにはこの後の用事がある。

急かすように葉月先を促した。



千駿が持っていた鞄から分厚いファイルを取り出して、ローテーブルに置いた。


「依頼.お願いしま―す!」


仲介屋、それが千駿の仕事である。






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