イケメン彼氏の秘密


そして約束の日。


大時計の前に。


この付近は色んなお店があるからお買い物にはぴったり。


ちょっと早く来すぎた。


斗真もまだ来てない…かな。



「…あ……高橋…だよな?」

「え、はい」

「良かった。ずっと見てたけど高橋なのかわかんなくって」



わかんなかったってちょっとショックかも…。



「可愛すぎ。いつもも可愛いけど今日はもっと可愛い」

「あ、ああっ有難うっ…!!」



早起きして頑張ってオシャレした甲斐があった!


斗真は帽子を被ってていつもと雰囲気が違う感じ。


かっこいい……。



「さて、どこから行く?高橋が行きたいとこ全部行くから」

「洋服屋さんかな」

「了解」



たくさんの洋服屋さんを回って、全部についてきてくれた。


しかもどっちがいいのか迷ってたら真剣に悩んで選んでくれたし。


優しすぎる、斗真。



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