イケメン彼氏の秘密
真由美ちゃんは私より頭が良いし 、運動だってできるし、しっかりしてるし、可愛いし…
あれ。挙げたらキリがないっというか悲しくなってくる…Σ
でもこれだけは負けない、負けたくない。
「私の方が斗真がだ、大好きだから。負けないよ」
・・・・・・・。
誰の反応もなく、黙って私へと皆は目線を向けた。
う…言った後に恥ずかしくなってきた。
「…恭奈さんにしては大胆な発言ですわね」
「恭奈よく言ったわっ!」
花音ちゃんにがばっと抱きつかれ、頭を撫でられる。
確かに私にしては大胆発言すぎた。
「ひゅーひゅー♪斗真さん良かったですね~♪」
「あ、あぁ…おう…」
「あれれ~?もしかして照れちゃってるんですかぁ~かっわいー♪」
「黙れ陽菜乃…」
兎にも角にもとりあえずは解決(?)した…ってことでいいんだよね、これ。