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ノア「あいつッて、タラシみてーな顔してっよなぁ~」
カナ「タラシがいうなっつの」

ノアを睨んで、焼肉屋に入っていった。
なかにはいると、バドミントン部30人の、ほとんどが集まって、ザワザワしていた。

チエ「ああっ!カナちゃぁ~んっ。すっぴんだよねっ?」

チエは2つ上で、ゴウとは同じ歳で親しいようだ。ちなみに、ノアの姉でもあり、これまた美人である。
カナは ゴウがチエに好意を持っているのではないかと疑っていた。

カナ「あ、はい」
チエ「じゃあさー、メイクしていいっ?今話してたんだよーッ。こいつらが私のメイクの腕信じないからさぁ~」

チエはそう言いながら、3年生の集団を顎で指して、ニコッと、笑う。

カナ「ええっ、いいです、むりですっY(>_<、)Y」

高校1年生で、化粧してきてないのはカナ1人だった。

マリ「やってもらったらー?(笑)」
ゴウ「なになに~?カナさん、チエに化粧してもらうのー?やってもらいなよー」
カナ「えぇ・・じゃあ、やります」

ゴウに微笑みかけられて、少し照れたので、顔を横に背けると、玄関で靴を履き替えているノアと目があった。横に彼女らしき人が話しかけているのに、無視して、カナをもの凄く不機嫌な顔でみてきた。
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