私の彼氏様は危険人物!
《おいお主。もう一度聞くが、お主、ワシらの仲間にならぬか?》

「いや!いやだ!絶対いや!得体も知れない一族の仲間になるなんていやだ!」

得体が知れない・・・訳じゃないけど・・・留依に教えてもらったから・・・

《そうか・・・ならしょうがないのぅ・・・姫様の命令じゃからの。
お主を殺すとしよう》

「え!」

《・・・と言いたいところじゃが、まだ殺してはならぬからな。
他の妖怪に殺されぬよう、気を付けておくのじゃぞ》

そう言って
豪快に笑いながら、妖怪は去っていった
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