私の彼氏様は危険人物!

そこに入ると
どす黒い妖気が漂ってきた

≪貴様かぁ!私の場所をたどったのはぁ!≫

本当は茜なんだけど・・・
今危険な目に合わせても・・・

こういうときは・・・

「俺だけど?なに?」

≪もしや!お前、陰陽師か!≫

さすが妖力が強いだけはあるな

「そうだけど?
 なんでここにいるんだ?」

そう聞くといきなり不気味な笑みを浮かべた

≪知りたいか?≫

「まぁ、一応?仕事なんで?
 あとは、興味本位かな?」

≪なら、そこにいる半妖怪の娘と交換だ・・・≫

意味わからねー

「いいよ。別に。
     式神、消えよ
 結界は自分で消しな」

≪良い選択だ≫

その間に陰陽術をかける

≪この半妖娘・・・意外と妖力はあるな・・・≫

そして
その妖怪が茜を結界から解こうとした瞬間

俺はニヤリと笑みを作る

「かかったな」
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