私の彼氏様は危険人物!
其の参

茜SIDE

「・・・起きなさいっ!!茜!遅刻するわよ!!」

遅刻・・・?

ち、遅刻っ!

「いやだぁ!」

バサッと布団を剥がし、ベッドの横にある時計を見ると・・・

「へ・・・?ま、まだ7時30分じゃない・・・お母さん!!」

そう。

学校には最終の鐘。8時30分。今から1時間後の時間に鳴る時間に入ればギリギリセーフだから・・・
まだ間に合うはず・・・

「あんたは準備が遅いから早めに起こしたのよ。早く朝ごはん、食べにきなさい」

「はーい」

と、お母さんに起こされて・・・今日が始まった





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