私の彼氏様は危険人物!
「いやだぁ!行かない!」
「うるさい」
ビクッ
みかんの妖気が強くなったよ!
怒られる・・・ここは大人しく黙っておこう
なにか、香りが漂ってきた
ん?
この香り・・・どこかで・・・
あ!留依だ!
「ちょ、みかん!陰陽師だよ!」
「え?」
「留依だよ!竹井家陰陽師の!」
「う・・・そ・・・てか、マジで?」
「うん!マジで!」
「茜・・・・・・・・・逃げるよ!!!!!」
「え!え!えぇぇぇええええ!!!!!」
そして、引っ張られながら走って逃げたのでした・・・
「みかん!離して!」
「うっさい!逃げるったら逃げるの!」
こんな言い合いをしながら引っ張られた
どうせ
逃げれやしないのに
なんて、思ったりもした
でも、なんでだろう
一瞬だけ
見つからないかな?
なんて考えたのは