私の彼氏様は危険人物!
留依SIDE
今日は妖気がいつも以上に強いと思ったら・・・
宴会かよ・・・
そこに茜もいるし
なんか、逃げてるし・・・
ムカつく・・・
なんか、無償に腹が立つ
・・・・・・いいこと思い付いた・・・
そして俺はすぐさま茜のところへ向かった
ようやく輪郭がはっきりしてきた
どうやら、他のやつもいたようだった
まあ、いっか
「茜ちゃん♪どうしてここにいるの?」
茜に声をかけたらビクッと体が跳び跳ねた
「る、留依・・・こ、これは・・・そのっ・・・宴会で・・・」
「ふーん♪ねえ、隣の子の名前は何て言うの?」
「え?あ、みかんだよ」
「ん。あのさ、みかんちゃん」
「ひゃ、ひゃい!」
「茜ちゃん。もらってってもいいかな?」
「ど、どどどどうぞ!じゃ、茜。あたし、帰るね。バイバイ」
「え、ちょ、みかん!?」
作戦成功
次は・・・
「茜。行くぞ」
「えっ?は、はいぃぃぃ・・・お酒飲みたかったな・・・」
なんてことを言っていた