私の彼氏様は危険人物!
「茜ちゃん♪食べさせて?」

そう言ってみると

茜は顔を真っ赤にさせて

「バ、バカじゃないの!!」

「チッ・・・分かったよ。ほら、たこ焼きくれ」

すると
つまようじでたこ焼きをプスリと刺し、渡してきた

「ありがとう」

俺はそう言って、茜の手をとり

パクり

と食べた

「アチッ・・・火傷する!」

でも、旨かった

茜をみると

「あわわわわ・・・バカ・・・」

と言いながら、顔を真っ赤にさせていた

「誰がバカだ」

「そ、それはぁ・・・ふ、ふんっ」

そう言って明後日の方向へ向いてしまった

顔を真っ赤にさせたまま

ヤバい・・・
かわいいだろ・・・

これは・・・
もっといじめたくなる・・・

「なにが"ふんっ"だ。あ、みかんちゃんだっけ?来てるぞ」

「えっ?うそ!!」

「うそだ」

「むっ!むぅぅ〜〜〜・・・留ぅ依ぃ・・・覚えておきなさいよ・・・」

「あぁ、覚えておくよ。まぁ、どっちにしろそろそろ始まるから、行くぞ」

「行くって?」

「とっておきの場所」

茜は不思議という顔をしながらついてきていた

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