私の彼氏様は危険人物!

茜SIDE

あたしは
どうしたら・・・

たぶん死ぬかもしれないのに・・・

あたしは・・・
留依に気持ちを伝えないままは死にたくない・・・

でも・・・

あたしは・・・どうしたらいい?



そんな感じにいろいろ考えながら歩いていた

すると

「茜」

留依の声が聞こえた

いや、まさかね

だって留依は毎日毎日、お祓いとか修行とかで課題やるしか時間がないって、愚痴ってたもん

「茜・・・返事しないと・・・キス・・・するぞ。しかも濃いの・・・な」

こんな、恐ろしいこというのはたぶん留依しかない!

まぁ、言ってるとこ見たのははじめてだけど

「な、なんでしょうか?留依」

あ・・・なんかホッとする

あたし・・・改めて実感するかも・・・
留依のこと・・・好きだって・・・


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