満月の日の夜【短】

黄菜side



彰哉と出逢ってから一か月がたつ。


夏休みに入り、
彰哉と過ごす時間はこれまで以上に増えていた。




ホントに、突然だったんだ。


いつも通り朝から彰哉と逢っていた。


私がべらべらしゃべって
彰哉が相槌を打ってくれる。

それがいつもの事。


いつも通り私がしゃべっていると

突然彰哉の相槌が聞こえなくなった。


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