彼の薬指
取り出してみると、美羽からのメールだった
メールボックスを開いてみると




 お店あがったよ。
 今日はありがとう(*^^*)
 まだどこかにいるんだったら、
 今からでも一緒しない?
 
 連絡待ってます。




と、書いてあった



急いでメールを打ち返し、携帯をバッグの中に戻す



「帰る?じゃあコートを取っておいで。
 今日はご馳走するよ」


そ高木さんが言う


『えっ、悪いです!』

「気にしなくていいよ。今日は楽しかったから」


と微笑んだ



『こちらこそ…また、会ったら。』


「うん、また話そう」



ペコッとかるくお辞儀をし、コートを取りに行く
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