先生、好きになっちゃいました。


おまけに隣に居た高尾先生にまで


「やりたいんだったら
いってこいよ。」


とバカにされて顔が真っ赤。


「じゃあこれつけて。
目隠しのタオル。」

と塾長が渡す。


「あ、ありがとうございます。」

と言ってあわてて目隠ししようと
するが焦っているから
上手くまけない。


すると

「ほら貸せよ。

俺が巻いてやるから。」

そう言ってタオルを奪い取って
高尾先生は宮野先生に近づいて行った。


キュ。

「よし、割ってこい!」

背中をぽんっと押され
すいかの前に立った宮野先生。



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