先生、好きになっちゃいました。


「で、あいつの遺品を
整理しているときに
カバンからこのネックレスが出てきた。


記念日にプレゼントしてくれるはずだった
俺への贈り物だった。


それからは肌身離さず
つけている。


はっ、いい加減吹っ切らねえと
ダメなんだけどな…。


俺、ほんとダメな奴なんだよ」



先生にこんな過去があったなんて…
私ってば…デリカシーなさすぎだよ…



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