先生、好きになっちゃいました。
「なにそれ。
意味分かんない。」
私は冷たく言った。
「へ?どうしたの、さくら。」
バンッ!
怒りに耐え切れず、机を思いっきり叩いた。
「なんなの?なめてる訳?
そんなことして恥ずかしくないの?
大体さぁ、人間の心としてどうよ?
ありえないでしょ!
そんなの先生だって彼氏だって
可哀想すぎるでしょ!
中途半端なんていちばん最低だよっ!」
言い切ったところで愛菜が
口を開いた。
「なによそれ。
さくらには関係ないじゃん。」
愛菜の冷たい言葉に
涙が出そうになった。
けど…