先生、好きになっちゃいました。


宮野先生はにっこり
微笑んで

「うん。
ほんとは他のバイト入ってたんだけど
裕ちゃんに人手足りないから
来てくれ、って言われたから
行くことにしたの。」

なんだか宮野先生は
嬉しそうだった。



私は嫌な予感しかしなかった。




「そっかあ!
やったあ!」

愛菜は優しくて可愛い
宮野先生が大好きなようだ。



私は宮野先生の言葉を聞いてから
少しだけど
夏合宿が楽しみじゃなくなった。



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