先生、好きになっちゃいました。
なによそれっ
可愛い人に触られたからって
にやけてんじゃないわよっ
「高尾先生のばか。」
小さくつぶやき、
ジュースだけ取って少し離れた
砂浜でひとりで頭を冷やしに行った。
「ふう~もう疲れたぁ~
何よもう、2人でラブラブしちゃって。」
無意識に愚痴がこぼれた。
ふと先生たちがいる方を見ると
高尾先生と宮野先生と千亜妃たちが
ビーチボールで遊んでいた。
皆はじけててすっごく
楽しそう。
「先生のくせに満喫しすぎ。」
ぐいっと持っていたジュースを
飲み干した。