先生、好きになっちゃいました。


「ありがとう、私頑張る。」

瞬はにこっと笑って

「おう。

あ、俺なんか飲み物買ってくるわ」


そう言って走っていった。


何か瞬に助けられたかも。

もっかいお礼いわなきゃ。



「お前、何してんの。」


「あれ、瞬早かったね。」


振り返るとそこには
瞬ではなくて、高尾先生が居た。

「え。」

「「瞬」じゃなくて悪かったな。」


先生は少し不機嫌そうだった。


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