先生、好きになっちゃいました。
瞬はぱっと見爽やか少年で美形。
でもすごくフレンドリーで根っから
いい人オーラをかもしだしている。
ってあれ…?なんで瞬のことばっかり
考えているんだろ。
「ん~?裕ちゃ~ん、
ここ、間違っているんじゃない~?」
宮野先生が何かの間違いに気づいたのか
ホワイトボードに歩み寄る。
「え?どこどこ?」
高尾先生が宮野先生に近寄る。
「あ、私が間違ってた!
ごめんね、裕ちゃん」
すると先生は
「ばーか
ほら、授業続けるぞ~」
と言って宮野先生の頭を
くしゃくしゃした。