腹黒剣士に惚れました。
いくら指を指され場所を教えられたからといって、取れるわけがない。
「あ…」
一応手を伸ばしてはみるものの、やはり取れずに後ろを振り返ると。
「どうしたの?取れないの?」
私の行動を見て最高に楽しんでいる沖田さんの姿が目に入る。
「あの…手伝ってくれないんでしょうか。」
「それじゃぁ手伝えないかなぁ…」
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