腹黒剣士に惚れました。

「じゃあそろそろ行こうか。」
―――――――――――――――――
門の前まで来ると、丁度巡察から帰ってきた八番組に会った。
「お！鈴羽に総司じゃん！どっか行くのか？」
「おかえり、平助。うん、これから沖田さんとちょっとお出かけ。」
私が答えると平助君は少し表情を曇らせた。
「そ、そーか、よかったな！気をつけて行って来いよ！」
「…うん。いってくるね。」