腹黒剣士に惚れました。
「お待たせしました。どうぞ。」
作りたてのお団子を机の上に置くと、私の隣の席に座った。
「で、鈴羽。どうしてあんたがここにいるのよ?」
問い掛けられた鈴羽の返答を、隣に居る沖田さんも一緒になって聞いていた。
「私もよく分かんないんだけど…」
それから鈴羽は自分がこっちの時代へ来るまでの経緯を話した。
時神に会った事、能力が与えられた事、新撰組預かりの事…全て。
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