腹黒剣士に惚れました。
ふとそう呟いた途端体に違和感を感じ後ろを振り返ると、自分の背中に純白の大きな翼がついていた。その時鈴羽は思い出した。願いが叶った事。
「すごぉ、そういえば私って空が飛べるんだぁ」
そう感嘆を漏らすと同時に鈴羽は立ち上がり、ぐっと体に力を入れた。
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