腹黒剣士に惚れました。

「皆さんお帰りなさい。沖田さんも斎藤さんも巡察ご苦労様でした。」
「あぁ鈴羽ちゃん。ただいま。」

そう言いながらもどこか余裕のなさそうな笑顔を見せた彼。

「あの、何かあったんですか?」
「まあね…。取り敢えずこいつ蔵に入れたら土方さんとこ行くから。
事情はそのとき話すよ、鈴羽ちゃんも先に土方さんとこ行っといて。」
< 268 / 389 >

この作品をシェア

pagetop