腹黒剣士に惚れました。

そう言った彼の後ろから影を見せたのは隊士に縛られた男だった。

「あ…は、はいっ。土方さんに伝えときます。」

今日は沖田さんとの楽しい時間はあまりなさそうなことに、
少々残念に思いながらも、
こんな時に不謹慎だと自分に言い聞かせた。
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