先生…あのね、
「んじゃ。うちら部活いくね!」
さきと柚希那はバスケ部に入部するらしい。
わたしも小、中と一緒にバスケしてきた。
はぁ~…。
なに部はいろ…。
そんなことを思いながら、
机に頬をつける。
つめたぁ~い…。
……ねむーい。
あ。
おやすみ、
「…ぃ。…いっ。……おぃっ!」
「は、はひぃ!」
「ぷっ。は、はひぃってなんだよ。」
「あ、あの…忘れてください。」
「無理だろ。そのマヌケ面で忘れれるわけねーだろ。」
「はあぁ~!!ひどーい!!教師がそんなこといっちゃだめなんですよ。」
「わりわり。あんまマヌケで、つい。」
っつー。
最悪。
「どした??わりぃ。言いすぎた。今日はもうおせーから乗ってけ。」
ドキッ。
…え?
なに、このドキッって。
まぁ~さかぁ~。
「おーい。聞いてんの?先、駐車場行ってて。黒いワンボックスだから。」
「はぃ。すいません。」