ツボミ
あれは、高校に入学して、1ヶ月と少し経った、5月の晴れた日。
教室で休み時間に話したりする友達も出来たし、とりあえずはいい生活をしていた。
その日、私は1人、バスを待っていた。
友達と遊ぼうと思っていたけど、いつも一緒にいる4人の内、2人に用事があったので帰ることになった。
一緒の方向に帰る友達はいないので、1人。
寂しいなーとか考えながら、ふと足元を見ると、花が咲いていた。
小さい花。
いつもなら気にもしない、雑草のような花。
小さくて、儚くて、それなのに芯がある花。
凜と立っていて…綺麗だった。
教室で休み時間に話したりする友達も出来たし、とりあえずはいい生活をしていた。
その日、私は1人、バスを待っていた。
友達と遊ぼうと思っていたけど、いつも一緒にいる4人の内、2人に用事があったので帰ることになった。
一緒の方向に帰る友達はいないので、1人。
寂しいなーとか考えながら、ふと足元を見ると、花が咲いていた。
小さい花。
いつもなら気にもしない、雑草のような花。
小さくて、儚くて、それなのに芯がある花。
凜と立っていて…綺麗だった。