ケータイ戦士セーラーフォーン
そして、いつの間にか公園の周りのバリヤの様な物も消えていた。


フォーン
「に、逃げられたぁ!?」



変身を解き、ププを隠した所へと向かう瞳。



「ププ、もう大丈夫だよ」


ププ
「あの伝説は本当だったププ」



「伝説?」


ププ
「『ケータイワールドに伝説の救世主ケータイ戦士現る』と言う伝説ププ。
 瞳がその伝説のケータイ戦士だったププ」



「ケータイ戦士かぁ~……。
 ん~……いまいち実感が無いけど……
 でも、あたしはププを絶対守るからね。
 これからも宜しく☆」


ププ
「こちらこそ宜しくププ」



「ああーーーーっ!!」


ププ
「どうしたププ?」



「早く帰ってケータイ小説の続きを読まなきゃっ!」


ププ
「ププ~?」



「急いで帰るよ! ププ!」


ププ
「ププ!?」



と、家路を急ぐ瞳なのだった。

だが、しかし!
これはサイバーダークとの戦いの始まりに過ぎなかった。








第2話へ続く







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