ケータイ戦士セーラーフォーン
章吾
「あんまし女子中学生をからかうなよ翔」



「もう一人の女子中学生、お前にお熱みたいだぜ?
 コクられたらどうするよ? 章吾」


章吾
「まさか……
 って、仕事中は店長って呼べって言ってるだろ!」



「はいはい、店長」



部屋に戻るなり愚痴る瞳。



「なにさ! あいつ!!」


奈美
「どうしたの? 瞳」



「あ、ううん。何でもない」


奈美
「?」



カラオケ店での帰り道。


奈美
「明日、またイイかな?」



「インターハイ近いのに良いの?」


奈美
「うん。
 それは大丈夫」



「それなら、良いよ。
 あいつに会うのはイヤだけど……」


奈美
「ん?」



「ああ、何でもないの。こっちの話。
 あはは……」


奈美
「じゃあ、また明日ね!」



「うん。また明日!」



奈美と分かれた瞳。


ププ
「奈美、何か張り切ってるププ」



「うん。
 もう直ぐインターハイだから気持ちが高ぶってるのかも……」


ププ
「奈美をしっかり応援するププ」



「うん。そうだね☆」





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