ケータイ戦士セーラーフォーン
そして瞳は1番は誰なのか見てみると……



「あ! やっぱり、1番は鈴音ちゃんだ」



そこには鈴音も居た。



「やったね、鈴音ちゃん!
 1番おめでとう☆」


鈴音
「あ、瞳ちゃん。ありがとう」



笑顔で瞳にお礼を返すが、
その笑顔は、すぐに寂しげな表情へと変わる。
瞳は、そんな鈴音の寂しげな表情を見るたびに「?」と、なるのだった。



金子 鈴音(かねこ すずね)
14才
中二

金子財閥の一人娘で成績優秀。
吹奏楽部に所属。
瞳とは同じクラスで中一の時に出会った。


奈美
「もう瞳ったら……
 1番なのは当然でしょ。次期生徒会長、有力候補ナンバーワンなんだから」


鈴音
「そんな事ないわよ……」



と奈美に謙遜をする鈴音。

すると突然瞳達の前に、いかにもガリ勉と言う感じの男子生徒が現れた。
御手洗 良雄(みたらい よしお)である。
勉強に関しては何かと鈴音に突っ掛かって来る男子生徒だ。


御手洗
「ふん、今回は負けを認めよう……
 だが! この次こそは1番は、この僕が貰う!!」



と、捨てゼリフを吐いて、その場から直ぐに立ち去ってしまった。



「何あれ?
 2番でもイイじゃん」


奈美
「瞳は秀才達の気持ちが分かんないのよ……。
 あ、ゴメン! 鈴音ちゃん、そんなつもりで言った訳じゃあ……」


鈴音
「ああ、良いのよ。別に気にしてないから……」



と、苦笑いをする鈴音だが、その表情は直ぐに寂しそうな表情へと変わる。







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