ケータイ戦士セーラーフォーン
再び景色が一変する。


フォーン
「!!
 ここは校舎の屋上!?」


ライブル
「勝負だ! ケータイ戦士!」


フォーン
「望む所よ!」



突きや蹴りをライブルは天秤シールドで防御する。


ライブル
「ケータイ戦士とはその程度か?」


ベル
「これじゃ埒があかない……
 セーラーフォーン、私に考えが……」


フォーン
「え?」



セーラーベルがセーラーフォーンに耳打ちをする。


フォーン
「分かったわ!」



さらに突きや蹴りを続けるセーラーフォーンとセーラーベル。


ライブル
「いくらやっても無駄だ。
 このシールドは敗れん」



それでも攻撃を続けるセーラーフォーンとセーラーベル。


ライブル
「無駄だと言っているだろう。……
 ん!?」



いつの間にか目の前に居るのはセーラーベル一人だけだった。


ライブル
「何!?
 一人だと!?」



シールドで目の前を覆っていた為、目の前の状況に気付かなかったのだ。


ライブル
「しまった!
 もう一人は!?……
 後ろか!?」





< 56 / 91 >

この作品をシェア

pagetop