ケータイ戦士セーラーフォーン
しかし後ろにはセーラーフォーンは居なかった。


フォーン
「ここよ!」



ライブルの頭上に居たセーラーフォーンは必殺技を繰り出す瞬間だった。


フォーン
「サイバーフォーンパワー!
 パケットアターック!」



ライブルにパケットアタックがクリーンヒットし光の粒子となって飛び散る。


フォーン
「やったね☆」



とVサインをするセーラーフォーン。


フォーン
「これもセーラーベルのお蔭だね」


ベル
「ちょっとした心理戦みたいなものよ。
 後ろに回り込んだと思わせて……」


フォーン
「実は上から攻撃をするなんて、
 さすがセーラーベルだね」


ププ
「さすがだププ」


ベル
「そんな事ないわよ」



変身を解き周りを見てみると日が沈みかけていた。



「いっけなーい!!
 奈美ちゃんとの約束!」


ププ
「急ぐププ!」



校門の所へ急ぐ瞳。

だが、そこに奈美は居なかった。


ププ
「来るのが遅すぎたみたいだププ?」



「奈美ちゃん……」





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