LOVE★ロック

「しらぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

皐月がいきなり叫んだ
いやもう

すっごいびっくりした…


「紫蘭」と叫んでいるのに「知らん」と叫んでいるようにしか思えないのは私だけだろうか…
すいません。


「ごめんって。邪魔して悪かったて。まさかそんな格好でこんな所にいるとは思ってなかったんだって」

一度閉めたドアから
5㎝ほどの隙間から覗きながら謝っている


皐月は私から離れて
紫蘭生徒会長のもとへ行き

「で?なんのよう?」


と聞いた








瞬間…




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