天神学園高等部の奇怪な面々21
そんな中。

「…………何やってんですか、鈴木先生」

聞き覚えのある声に、ふと視線を下げる。

ジャングルジムの下に、見覚えのある巨乳が立っていた。

「おおっ、我がクラスのステューデント、けしからん娘ではありませんか」

「神楽 七星です、たまには名前で呼んで下さい」

憮然とした顔で言い返す七星。

「とぅっ」

鈴木さんは華麗なムーンサルトを決めて着地する。

「何をしているのですか、けしからん娘」

名前で呼ぶ気は更々ないらしい。

< 113 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop