天神学園高等部の奇怪な面々21
「はぁ…はぁ…はぁ…」

物陰に隠れ、呼吸を整える七星。

周囲を見れば、もうすっかり暗くなっていた。

いつの間にか日没。

まさか夜になっても七星追跡に精を出すとは。

「もうっ…先輩達しつこいんだから…」

呟く七星。

何だかグダグダ会議強制出席という当初の目的は忘れ、ただ捕まえたいだけのような気がしないでもないが。

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