天神学園高等部の奇怪な面々21
そんなカリナの背後で。

「さしあたって」

発明馬鹿が呟く。

「まずは兄貴とお近づきにでもなってみたらどうだ?ゴールデンウイークが少しは有意義に過ごせるかもしれないぜ?」

「な゛っ!」

赤く染まるカリナの頬。

「お前でもそういう顔するんだな」

ククッ、と。

発明馬鹿が笑う。

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