桜の季節にまた
SHRのチャイムが鳴る
私は携帯を閉じて、席に着いた
すると左にいる祐樹クンだったと思われるイケメンが「おはよ」と言ってくれた
「っあ!おはょ!」
突拍子もない声を出してしまい、笑われてしまう
「昨日といい、なんかおもろいな」
そうか…楽しんでるな、この人
「今日、和也と電車一緒だったんだって?」
「え、なんで知ってるの?」
「朝和也が言ってた。アド交したって」
「うん、したょ!優しいね」
「俺にもアド教えてくんない?」
「ぜひぜひ!!」
「あ、自己紹介してないな…俺は笹本祐樹。苗字でも名前でもなんでも呼びたいように呼んでな」
「私は…佐藤由奈だょ」
「知ってる!和也と同じ苗字じゃん」
「佐藤だしね…笑」
「確かに…笑」
なんか笹本クンと話していると、楽しい。隣がいい人でよかった
…今日はHRの時間に自己紹介みたいで、気合いを入れて書いた原稿も、今となっては何を書きたいのか分からない変な文章だった
私は携帯を閉じて、席に着いた
すると左にいる祐樹クンだったと思われるイケメンが「おはよ」と言ってくれた
「っあ!おはょ!」
突拍子もない声を出してしまい、笑われてしまう
「昨日といい、なんかおもろいな」
そうか…楽しんでるな、この人
「今日、和也と電車一緒だったんだって?」
「え、なんで知ってるの?」
「朝和也が言ってた。アド交したって」
「うん、したょ!優しいね」
「俺にもアド教えてくんない?」
「ぜひぜひ!!」
「あ、自己紹介してないな…俺は笹本祐樹。苗字でも名前でもなんでも呼びたいように呼んでな」
「私は…佐藤由奈だょ」
「知ってる!和也と同じ苗字じゃん」
「佐藤だしね…笑」
「確かに…笑」
なんか笹本クンと話していると、楽しい。隣がいい人でよかった
…今日はHRの時間に自己紹介みたいで、気合いを入れて書いた原稿も、今となっては何を書きたいのか分からない変な文章だった