今日から私、キケンでクールな彼に溺愛されます。
第3章
女の子だってキスしたい
季節はすっかり秋になり、Yシャツの上にブレザーを着ないと寒いほど気温も下がってきた。
そう、秋といえば……文化祭。
金、土曜日と2日間に渡って行われ、2日目のみ一般のお客さんも来れるようになっている。
それぞれのクラスで出し物をするのだが、うちのクラスは無難にカフェをすることになった。
メニューはタピオカドリンク、ジュース類、デザートには小さめのプリンとゼリーを近所のお菓子屋さんから仕入れることになった。
お店に立つのは時間で担当分けすることになった。
そういえば、いつの間にか暁と私が付き合ってることをクラスの全員が知っているということを、この前知った。
そのため、暁と私がお店に立つ時間を一緒にしてくれた。
もちろん沙良ちゃんも同じ時間。