王子様の探し方
あ!今日、孝弘さんのプレゼント候補、小太郎にきくんだった


小太郎がいなくなってから思い出した事に後悔した


「未来。小太郎くんってほんとに親戚なの?」


教室に帰ると唯一信頼できる奈々実に周りに聞こえないくらいの小さな声できかれた


ゆっくりと首を横に振る

「ふぅん、年下のくせに気が使えるヤツね」


ドカッと椅子に座り直して腕を組む姿はまるで女王様。


ていうか放課後待ってますから……って向かえに来いって事?
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